
この結婚相談所、成婚率高いしここに決めよっ!



ちょっと待って!成婚率だけで結婚相談所をきめてはいけません。
本気で結婚できる結婚相談所に入会したい
そんなときに結婚相談所の成婚率で選ぼうとしていませんか?
結婚相談所は成婚率で選ぶと失敗します。
なぜなら成婚率は結婚相談所によって定義が異なり、計算方法が違うからです。
この記事では結婚相談所の成婚率のからくりについて解説します。
成婚率は結婚相談所によって定義が異なる
成婚率は結婚相談所によって定義が異なります。
成婚の定義も成婚率の算出方法もどちらも結婚相談所によって違うのです。
成婚の定義も成婚率の算出方法も統一されたものではないため、それぞれの結婚相談所独自の定義がされています。
成婚の基準が厳しいところもあれば、甘いところもあります。
成婚率の算出方法で成婚者数を割る母数を広く入会者全員としているところもあれば、退会した人と狭くしているところもあるのです。
成婚退会した人の人数を割る母数が少なければ少ないほど、成婚率は高く算出できます。
成婚率は結婚相談所によって出し方が違うのです。
高い成婚率のカラクリ
母数が全会員ではないことがある
成婚率は入会した人のうち成婚退会した人の割合だとは限りません。
結婚相談所によって、退会した人のうち成婚退会した人の割合としているところもあります。
成婚率の算出方法が結婚相談所によって違うため、結婚相談所を成婚率でくらべることは難しくなっています。
成婚の定義があまい
成婚の定義は結婚相談所により様々です。
プロポーズをした時点であったり、婚約をした時点であったり、真剣交際の期間が3か月を過ぎた時点であったり、結婚相談所によって成婚の定義は様々です。
他にも、婚前交渉をした場合、宿泊をした場合を成婚とする結婚相談所もあります。
プロポーズをした時点で成婚とした場合の成婚率と、真剣交際の期間が3か月を過ぎた時点で成婚とした場合の成婚率であれば、後者のほうが成婚率としては上がりやすいですよね。
成婚率で結婚相談所を比較するときに気をつけたいこと
同じ算出方法で出された成婚率を比べよう
成婚率で結婚相談所を比べる際は同じ算出方法で計算された成婚率を比べましょう。
比べたい算出方法の成婚率は結婚相談所のHPにのっていないことが多いです。
その場合は、入会前の無料カウンセリングを使って聞いてみましょう。
直接聞けば教えてくれる場合もあります。
成婚率はひとつの指標だと心得よう
成婚率はあくまで指標にすぎません。
同じ算出方法で計算された成婚率を比べられたとしても、成婚された方の背景はさまざまです。
成婚された方々の年齢も違えば、学歴、年収も異なります。
成婚率が高いからといって自分が成婚できるとは限りませんし、低いからといって成婚できないとも限りません。
成婚退会できるかどうかは、結局は自分の努力によるところが大きいので成婚率で結婚相談所を選ぶのではなく、ひとつの目安として考えましょう。
結婚相談所を成婚率で選ばないほうがいい
結婚相談所は成婚率で選ばないほうがいいです。
成婚率は定義が統一されているものでもなく、結婚相談所によって算出方法がことなるからです。
成婚率のベースとなる成婚の定義も結婚相談所によって異なります。
成婚の定義が婚約となっているところもあれば、結婚の意思を示して真剣交際したら成婚とするところもあります。
後者のほうが成婚数は多くなりますが、成婚数が多くなれば成婚率も上がります。
成婚率の算出方法の定義も統一されておらず、同じように見えても中身は違います。
成婚退会した人の数を全会員で割るところもあれば、成婚退会した人の数を退会した人の数でわるところもあります。
母数が小さくなるほど成婚率は上がるため、全会員の数で割るところよりも退会した人の数で割っている結婚相談所のほうが成婚率は高くでます。
成婚率は結婚できる指標を数値でばっちり表しているように見えて、けっこうあいまいです。
成婚率で結婚相談所を選ぶ際には、同じ算出方法で計算された成婚率で見比べましょう。
とはいっても、成婚率は単なる割合であってあなたにあてはまるとは限りません。
成婚率は多くの場合全体の会員数をもとにしており、年収別や年齢別まで出している結婚相談所は滅多にありません。
そして、結婚相談所に入って成婚退会できるかどうかは、結局は活動している人自身の努力によるところが大きいです。
結婚相談所に入会する際は、活動の仕方が自身にあっているかよく見極めて入会するようにしましょう。