アラサーの婚活ってうまくいかないときは本当にうまくいかないものです。
私もずっとうまくいかない婚活をしていました。
今から思えば、失敗するのも当たり前だという行動をとってしまっていました。
まず、婚活の厳しさや現実を知らなかったこと。
次に独身女性ばかりで集まってしまっていたこと。
そして、婚活すればすぐに相手は見つかると思ってしまっていたことです。
この記事では、アラサーの婚活でうまくいかず散々苦労した経験をもとに、失敗した原因と成功させるためにするべきことを解説します。
アラサーの婚活での失敗

①高望みしているつもりはないけど高望みになっている
アラサー婚活で逃げ恥のヒラマサさんのような人探しませんか。
私は探していました。
しかも、妥協して「ヒラマサさんのような人でいいかな」なんて身の程知らずなことを思っていました。
年収が500万円以上のヒラマサさんのような謙虚で誠実な性格に加え清潔感のある男性は希少価値が高いです。
まず、年収500万円という時点で数が少なくなります。
明治安田生活福祉研究所が2016年に行った調査によると、独身男性で年収が500万円以上の人は20代で9.2%、30代で17.9%です。
年収500万円以上の独身男性は20代で1割、30代でも2割もいないのです。
そんな人を合コンや街コンで探そうとしていましたが、到底見つかりませんでした。
本当に見つけたければ、条件で絞ることができる婚活でなければ難しいです。
②婚活で女性の年齢は重視されるという事実を甘く見ていた
婚活において、男性は年収が女性は年齢が重要視されます。
女性は出産し育児をすることを考えた場合、自分の年収は減ってしまう可能性があります。
そのため、男性の年収は重要であり、高ければ高いほど人気があります。
男性も子供がほしいと考えた場合、健康に子供を産んでくれる女性との結婚を希望します。
そのため、30代よりは20代の女性のほうが人気があります。
職場や学生の頃の恋愛なら、人となりを知ってから中身で人を好きになることが多かったかもしれません。
しかし、マッチングアプリや結婚相談所での婚活では、希望条件に当てはまらなければ会うことすらありません。
30代になると、20代を希望し、その条件を貫けるような男性とはマッチングすらしなくなってしまいます。
③男性は絶対数がすでに減っていることに気づいていない
日本人の平均初婚年齢は夫 31.1 歳、妻 29.4 歳です。
この年齢をみると、アラサーで婚活しても間に合うような気がするかもしれません。
初婚男性の婚姻件数が最も多い年齢は、27歳の2万8789件です。「百聞は一見にしかず」とはよく言ったもので、この27歳を頂上に1年単位で急角度で婚姻件数が減少していく様子が明確に示されています。まさに男性の結婚のピーク(頂上)は27歳である、ということがいえます。
東洋経済 独身男性が驚く「27歳が結婚ピーク」という現実 天野 馨南子
男性の結婚のピークは27才です。
さらに20代のうちに男性は半数以上が結婚するのだそうです。
アラサー婚活で「少し年上がいいな」なんて30代男性を探しても、初婚男性はもうすでに半数以上いなくなっています。
その中で結婚に向いている性格であったり、年収であったり、容姿の男性はどれぐらい残っているのかを考えると、さらに少ないことは想像に難くありません。
④独身の友達で集まる女子会が楽しい
婚活がうまくいっていないとき、独身の友達との女子会でしゃべって発散するとスッキリしますよね。
「みんなもまだ独身だし、大丈夫」なんて思うかもしれません。
「全然いい出会いがない」とか「私たちこのままずっと独身かもね」なんて笑いあっていると安心します。
しかし、独身女子会で安心するのは危険です。
婚活は苦しいときもあります。
まったくうまくいっていないときは、出口がないような気さえしてきます。
そんなときに同じような境遇の女子達と集まって、「みんな一緒だよね」なんて言いあうと、心の傷が癒されます。
しかし、「みんな一緒だよね」なんて安心していると足元を救われるかもしれません。
しばらく会っていないと思っていた友達が次々と結婚していくことがあるからです。
婚活がうまくいかないという会話の中での「私もいい出会いなんて全然ないよ」は、テスト前の「私も勉強してないの。テストどうしよ~。」と一緒だと心得てください。
⑤本気出せばいつでも結婚できると思っている
学生の時に普通にお付き合いしていた人がいた場合や、ちょっとでもモテた経験があると、「俺はまだ本気出してないだけ」という心持ちで活動することがあります。
「まだ、本気出して探してないからうまくいかないだけ。真剣に活動すれば結婚したい相手なんてみつかるよ。」なんて思っていたら、危ないです。
真剣に活動すれば相手なんてすぐ見つかると思っている間に、どんどん年をとっていってしまいます。
婚活市場では女性は年齢を重ねるほど不利になる傾向があります。
たまたま今は運命の人と出会っていないだけと構えている暇があったら、考えられる限りの有効な婚活をしてください。
モテていた時代や、普通にしていても恋人ができた時代に比べ、もうすでに年をとってしまっています。
⑥人を信用しすぎている
学生の時や、職場恋愛で相手が見つかっていた時には、騙されることなんてなかったかもしれません。
それはコミュニティ内の恋愛だったからです。
同じコミュニティ内で騙すようなことをすれば、共通の友人や知人からばれます。
そして、悪い嘘で騙した場合には、身元がすぐばれてしまいますし、逃げることが困難です。
しかし、婚活で共通の友人を介さずに出会う人は素性のしれない相手です。
結婚相談所でもない限り、その人の経歴、勤め先、住所など初対面で確認しあうことなんてありません。
相手が語る相手の素性は嘘かもしれません。
婚活では、既婚者、二股、詐欺師、いろんな人に出会います。
私の友人は出会った相手は必ずフェイスブックでチェックしていました。
そして、実際に既婚者だったこともありました。
婚活で事件に巻き込まれるケースもあります。
実際に飲み物に入れられて悪用されるからという理由で、数年前にある睡眠薬は飲み物に溶かすと青く着色するように仕様が変更になりました。
婚活でまだよく知らない相手と会う場合は、信用しすぎないよう気を付けましょう。
アラサー女子の婚活を成功に導く行動

自分を磨く
婚活での出会いでは、中身を知ってから好きになるなんてことは少ないです。
多くの場合、婚活の相手にいいなと思う判断は目に見えるもので判断します。
目に見えるものは、条件であったり、年齢であったり、外見です。
目に見えるもので次に会いたいかどうかを決めるため、変えられる部分は最大限努力しておいたほうが婚活の成功率は上がります。
「ありのままの私をすきになって」と言いたいところですが、干物女のような恋はマンガの中だけにしかありません。
私は「ありのままを好きになってほしい」と努力を怠っていた結果、失敗し続け、苦労しました。
今から思えば、婚活で出会う男性に清潔感を求めたいように、婚活に合ったメイクや服装をすることは女性側のマナーだったと思います。
条件は努力では変えられなくても、外見は努力で変えられる部分も大きいです。
メイクや服装、ダイエットなど自分のベストを尽くして、婚活の成功率を上げたほうが自分にとってもメリットは大きいはずです。
愚痴をいわない
仕事が忙しかったり、嫌なことがあったりすると、出会ったばかりでもつい世間話のつもりで愚痴っぽくなってしまっていました。
しかし、婚活で出会う相手は友達ではありません。
婚活で出会う相手との会話は、次も会いたいかどうか判断するための大切なものなのです。
愚痴ばかり聞かされると、次に会いたいとは思わなくなってしまいます。
自分のスキルによって出会いの場を決める
私は長い間、自分の力量を考えずに婚活をしてしまっていました。
人見知りなのに、大勢の人と出会ってその中から決めるような婚活パーティーや合コンにいってしまっていたのです。
大勢の人と離すことは苦手なのに、そんなことをしていたため、冷静な判断もできず自分とは合わない相手とばかりデートすることになってしまっていました。
当然うまくいくはずがありませんでした。
婚活の方法はたくさんあります。
当時は数打てば当たると思っていましたが、婚活では量よりも質です。
自分に合った人をたった一人見つけるために行動しているのです。
数打って大勢の人に会ったって疲れるだけです。
自分にあった婚活をして、フィーリングのあう相手を見つけ出したほうがムダに婚活疲れせずに済みます。
アラサー婚活での失敗の原因はさまざま
アラサー婚活での失敗の原因はさまざまです。
私の場合は、婚活の現実を知らなかったり、傷のなめあいをしていたり、婚活自体をなめてしまっていたりでした。
体験してみるまで、アラサー婚活がこんなに厳しいと想像もしていませんでした。
始めたらすぐに自分の理想の相手と出会えるものだと思っていたけど、本当にそんな人はいない。
しかも、どう思ったのか、自分の最大限の努力もしていなかった。
「ありのままの自分を好きになってくれる人と結婚したい」なんて、当時に戻れるなら「目を覚ませ!!!」と言ってやりたい。
厳しいアラサー婚活を自分でさらに難易度を上げるようなマネをしてしまっていました。
そのときの失敗を踏まえて、今アラサー婚活をしている人に伝えたいことは3つです。
- ベストな自分で婚活に臨むため、自分磨きをがんばるべし。
- 婚活での会話は次回会えるかどうかのオーディションのようなもの。愚痴は慎め。
- 出会いの形は様々なので、自分にあった出会い方を選ぶこと。
これを読んでくれた方が、自分に合う相手と幸せな結婚ができるよう祈っています。
