付き合っていた人が既婚者だった。
とてもショックですよね。
判明してすぐはショックで立ち直れないほど感情がぐちゃぐちゃになってしまうでしょう。
何も考えられないほど、パニックになってしまっているかもしれません。
今は一番苦しい暗闇の真っ只中に沈みこんでいるところかもしれません。
悲しみの中に沈みこんでいる時は、無理に動かないほうがいい場合もあります。
おちついて考えられるようになったら、幸せな結婚をするために歩き出しましょう。
この記事ではアラサー婚活で数多くの偽装独身男性に遭遇した筆者が、付き合っていた彼が既婚者だった場合に知っておきたいこと、幸せな結婚をするために考えたいこと、幸せな結婚をする方法について解説しています。
アラサー婚活には既婚者が多い
アラサー婚活ではアラサーの男性と出会う場合が多いと思います。
アラサー男性と出会うため、アラサー婚活では独身と嘘をついている既婚者との遭遇率が高くなります。
2015年時点の調査によると、男性の未婚率は30代前半では47.1%と半数近くで30代後半になると35.0%ほどに減ります。
30代独身男性の未婚率はどれくらい?結婚できない理由は?https://www.nozze.com/enquete/1050/
30代前半の時点で、未婚男性は半数もいないのです。
2人に1人以上がすでに結婚しているため、そもそも独身のアラサー男性の数が全体的に少なくなります。
そんな中、条件のいい男性になると未婚率はもっと下がってしまいます。
男性全体の給与所得者で年収500万円を稼ぐ人は9.5%、30代前半では2.8%、30代後半では6.8%です。(年収500万円を稼ぐのは難しい?その割合や税金・生活実態等も紹介より)
30代男性で独身者の割合は少なく、結婚が容易な条件のいい男性となるともっと割合は下がります。

関係を継続する!?そんな時に知っておきたいこと
彼は嘘つき
既婚者だったと知られた瞬間、彼は言い訳をするかもしれません。
「いずれ言わなければいけないと思っていた。」
「妻とはうまくいっていなくて・・・」
「夫婦関係は冷めきっていて、妻の態度がひどくて・・・」
もしかしたら、大好きな彼の弁明を聞いているうちに、彼が気の毒になってくるかもしれません。
でも、ちょっと待ってください。
婚活の場に既婚者の身でありながら来ていたこと。
独身であるとあなたを騙していたこと。
この2点はゆるぎない事実です。
残念ながら、彼はウソつきです。
既婚者でありながら、あなたと付き合おうとした彼には今の結末はわかっていたはずです。
あなたが傷つくということも。
どんな言葉をいったとしても、彼はあなたに嘘をついてだましたことに変わりはないということは忘れてはいけません。
多くの不倫男性は離婚しない
「妻とは離婚するから、信じて待っていてほしい。」
もしかしたら、こんなことを口にするかもしれません。
しかし、多くの不倫男性は離婚しません。
離婚するつもりなら、不倫する前に離婚しています。
結婚は多くの人から祝ってもらい、家を買ったり、子供ができたりと多くの社会的信用と責任とコストの上に成り立っています。
多くのものの上に成り立っているため、結婚生活は簡単には辞められません。
結婚生活が嫌になったとしても、終わらせることは金銭的にも社会的にも勇気のいるものです。
離婚するとなれば、祝ってくれた親や親戚に報告しなければいけません。
家を買った場合は、ローンが終わっていなくても売る手続きをしなければいけません。
子供がいたら、子供は片方の親と生活できなくなります。
そして、養育費の問題もあります。
他にもここに書ききれないほどの問題が数多く出てきます。
不倫をするほど家庭がうまくいっていなかったとしても、終わらせることは難しいのです。
だから、終わらせることなく次の恋愛だなんて自分勝手なことをするのでしょう。
簡単に終わらせられるなら、結婚生活をやめて自由に恋愛を楽しんでいるはずです。
そうしないのは、離婚できないから、もしくは離婚するほどの意思はないからではないでしょうか。
結婚できたとしても幸せにはなれない
もし、本当に不倫男性が離婚したとして、あなたと一緒になったとしても初婚の人と結婚するような幸せな結婚は望めません。
まず、普通の結婚式は難しくなります。
一度結婚式をしたのに、二度目の結婚式は人を呼びにくいものです。
家をローンで買っていたらローンが残っている可能性があります。
子供がいれば、養育費を払わなければいけません。
また、精神的にも幸せな結婚は望めないでしょう。
既婚者だった彼が離婚して一緒になったとすると、あなたと彼の結婚は一つの家庭を壊してできた家庭です。
普通の家庭のように幸せな家庭になるはずがありません。
前の家庭の事で頭を悩ませることもあるでしょう。
既婚者だったとわかった彼との関係を続けて、結婚したところで幸せになることはありません。
幸せな結婚をするために考えたいこと
不倫男性との関係を終わらせ、次に幸せな結婚をするために、考えておきたいことがいくつかあります。
愛されない人間だと思っている
自分が愛される人間だと思えているでしょうか。
自分のことを愛されるに値しない人間だと思っていないでしょうか。
愛されるに値しない人間だと思っていると、愛されるために頑張らなくてはと思ってしまいます。
そうすると、自己犠牲の精神がでてしまい、そこを不倫男性につけこまれてしまいます。
「両親が大変でクリスマスは一緒に過ごせない」
「仕事が忙しくて、誕生日は1日ずっとは一緒にいられない」
こんなときに、愛されて当然だと思えていると、「恋人とのイベントになぜ?」ときちんと気づくことができます。
愛されるために頑張らなければいけないと思っていると、「彼は大変な時期なのだから私が我慢しなければ」とおかしな点に自らフタをしてしまいます。
愛されて当然だと思えていないと、男性から愛しているとは思えない扱いを受けても気づきにくくなるのです。
自分は一人の男性から愛されるに値する人間だと自信をもってください。
自分のことを好きかどうか
自分のことを好きでいられていますか。
自分が自分のことを好きでないと、人に好きになってもらうことも難しくなります。
幸せになれる人間だと自覚する
結婚を希望する人は誰でも、相手を見つけ幸せな結婚ができます。
自分も幸せになれると思って婚活をしたほうが、幸せな結婚ができる確率は上がります。
自分は幸せな結婚ができるはずがないと思っていれば、不幸になるような結婚をする可能性が上がってしまいます。
幸せな結婚をすると固い意思を持って婚活していれば、不幸になりそうな匂いのする相手を自然とよけることができるのです。
自分の幸せな結婚とは何か、条件を明確にして婚活を再開しましょう。
幸せな結婚をする方法
もっと好きになれる人を搜す
今まで普通に恋愛をしていると思っていた相手が既婚者だった。
とても辛い思いをしたことだと思います。
不倫になってしまうから、思いを断ち切りたい。
そう思っても、既婚者だったという事実を知るまでは恋人だと思って接してきた彼。
急に思いを断ち切るのは大変です。
婚活で出会ったのですから、幸せな未来も描いていたことでしょう。
急に思いを断ち切るのは難しいですよね。
好きだった人を急に嫌いになることはできません。
ムリに嫌いになる必要はありません。
彼に思いが残っていたとしても、そのままでもっと好きになれる人を探しに行きましょう。
独身しかいないところで婚活をする
一度だまされ傷ついた経験があると、次の恋愛は困難なものになるかもしれません。
他の人に出会っても、「また既婚者だったらどうしよう」と疑心暗鬼になってしまいます。
すべての人を疑いの目でみていたら、うまくいくものもうまくいきません。
ただでさえ、難しいアラサーでの婚活の難易度が上がってしまいます。
確実に独身のみの婚活の場で活動したほうが気持ちも楽になるでしょう。
また、騙されることも防げます。
独身者のみの婚活は、結婚相談所が確実です。
結婚相談所は独身証明の提出が義務付けられているところがほとんどです。
一部、義務付けられていない結婚相談所もあるので注意しましょう。