アラサー婚活は厳しいです。
実際にアラサーで婚活を経験しましたが、20代前半の頃より何十倍もいい人に出会えなくなっていました。
数を打てば勝てると思って、出会いの数を増やし、毎週3,4人の人とはじめてのデートをするという熱血営業のようなことをしていました。
それでもうまくいくことはありませんでした。
原因はいろいろあります。
大まかに分けると2つ。
自分の意識の問題と、出会う環境の問題です。
この記事では、アラサー婚活で数々の失敗をし苦労した筆者が、自身の経験を踏まえてうまくいかなかった原因と解決策について考察しています。
婚活がうまくいかない自分側の問題

「自分にはどんな相手が合うのか」がわからずに婚活をしている
自分がどんな男性となら性格が合うのかって考えたことがありますか?
私はありませんでした。
自分がどんな男性とマッチングするべきなのかふわっとしたイメージしか持たずに婚活市場に参戦していました。
婚活をしていると今まで自分の周りにはいなかったような人とたくさん出会います。
学生の頃の恋愛であれば、同級生や先輩、バイト仲間として出会い、話していくうちに興味をもって時間をかけて付き合うものでした。
しかし、婚活での出会いは興味がない段階で何度も会うことはありません。
はじめの印象だけで、次に会いたいかどうかを決めて、決めた相手としか2度目に会うことはないのです。
私は、次に会いたいと決める相手として、押しの強い人や目立つ人ばかりを選ぶようになっていました。
自分に合う人は、本当は目立たないタイプの穏やかな人だったのに。
自分と会わないような人とばかりマッチングしているので当然うまくいくことはありませんでした。
婚活をするときには、自分がずっと一緒にいたいと思う人はどんな人なのか、考えてから活動するとムダな出会いをせずに済みます。
婚活で「普通の男性」を探している
「普通の男性でいいのに見つからない。」
と思ったことはありませんか。
私は思っていました。
しかし、私が思う普通の男性は、世間では普通ではありませんでした。
私が思う普通の男性は年収500万円以上のヒラマサさんみたいな穏やかな性格の人でした。
しかし、明治安田生活福祉研究所が2016年に行った調査によると、独身男性で年収が500万円以上の人は20代で9.2%、30代で17.9%しかいません。
そして、その少ない年収500万円以上の独身男性がみんな結婚したいと思っているとは限りません。
同調査によると、結婚したいかどうかを独身男性全体に聞いたところ20代で38.7%、30代で40.3%でした。
さらに、独身男性全体で婚活経験がある人は、20代で20.0%、30代で31.0%でした。
20代で9.2%、30代で17.9%しかいない500万円以上独身男性のうち婚活経験がある人はさらに20代で20.0%、30代で31.0%に絞られるのです。
そんな男性と出会って結婚しようなんて、ポケモンでミュウをゲットするより難しいかも知れません。
当時の私はこのようなデータがあることも知らずに闇雲に自分が思う普通の男性を探していました。
婚活に対する姿勢が不十分
「ありのままの自分を好きになってほしい。」
「素の自分を好きになってくれる人が本当に自分に合う人だ。」
このようなことを思っているなら、今すぐその考えは捨てたほうがいいかもしれません。
ありのままで許されるのは、ありのままがとんでもなく美しい人だけです。
しかし、そんな人はいません。
テレビに映っている美人女優やタレントですら、日々とんでもない努力をしています。
まして、普通の一般人がありのままで挑んでも、普通のパッとしない素の人ができあがるだけです。
婚活でメイクや服に気を使うことはマナーのようなものです。
私はありのままの自分を好きになってくれる人を探そうと、男ウケするメイクやファッションをするだなんてと思ってしまっていました。
初対面の印象で次に進むかどうかが決まる婚活において、出会ったときのメイクや服が婚活をするようなドレスコードでなければ、婚活する気持ちが伝わらずスタートすらしません。
希望が吊り上がっていってしまっている
いろいろな人と出会うと、もっと良い人がいるのではないかと思ってしまうことがあります。
これだけ婚活を頑張っているんだから、もっと自分にぴったり合う人がいるのではないかと。
しかし、その希望は吊り上がりすぎているかもしれません。
もしくは自分が一緒にいて楽しい人とはズレていってしまっているかもしれません。
その結果、大勢の中で目立つような人に魅かれてしまったり、年収を追い求めてしまったり。
婚活ではいろんな人と出会いますが、その人たちの中のナンバーワンを探しているのではありません。
自分が一緒に結婚生活をしたい、たった一人の人を探しているのです。
婚活をする環境の問題

自分が苦手とする環境で婚活をしている
自分が苦手とする環境で婚活をしてしまっていませんか。
大人しい性格なのに、大勢で立食パーティー形式のような街コンに参加してしまっていたり、大勢でバーベキューする形式の合コンにいってしまっていたり。
逆に、大勢でいることが好きなのに、個室形式の婚活パーティーに行ってしまっていたり、結婚相談所で一人一人と向き合うような婚活をしていたり。
私は大人しい性格なのに、街コンや合コンで婚活をしてしまっていて長い間うまくいきませんでした。
人には向き不向きがあります。
婚活がうまくいかないときは、自分がどんな性格なのか、一度立ち止まって考えてみることも必要です。
もしかしたら、自分が得意としていない戦場で戦っているかもしれません。
ムダモテしている
自分と合わない人といくら出会ってもうまくはいきません。
インドアな人とアウトドアな人は合わないし、一人が好きな人と大勢でいることが好きな人も合いません。
始めのうちはうまくいったとしても、そのうちしんどくなってしまいます。
自分と合わない人とムダにマッチングして、デートをしてもうまくいかない経験が積み重なってしまうだけです。
婚活は数を打っても当たりません。
自分に合う人とマッチングしなければ、うまくいかないのです。
結婚に真剣な男性がいない場所で婚活をしている
自分が真剣に結婚をする相手を探しているときに目的が違う人と出会ってしまっていては、時間のムダになってしまいます。
結婚相手を探しているのに、ヤリ目や既婚者が多いところで婚活をしては、時間と精神を消耗するだけです。
ヤリ目や既婚者が出会いの場に来ていても、当然最初から目的を明かしてくれることはありません。
私がアラサーになって婚活しているときに驚いたのは既婚者遭遇率の高さです。
既婚者なのに、合コンや街コン、アプリに独身だとウソをついて潜んでいました。
くれぐれも騙されないように気を付けましょう。
婚活がうまくいかないときは原因を分析することが大切

アラサーの婚活って厳しいです。
しかも、若い時のように「今はうまくいかなくてもそのうちなんとかなるよ」なんて時に身を任せている時間はありません。
私はアラサー婚活でいくらマッチングしても全くうまくいかず苦労しました。
そんな私が考えるにうまくいかなかった原因は大きくわけて2つあります。
自分の意識の問題と、婚活をする環境の問題です。
自分の意識の問題としては、どんな相手がいいのかわからない、普通の男性を探している、婚活に対する姿勢が問題、希望が吊り上がっていってしまっていることが挙げられます。
婚活をする環境の問題としては、自分の得意な場所で婚活をしていない、ムダモテしてしまっている、真剣に結婚したいわけではない人がいる場所で婚活をしてしまっていることが挙げられます。
原因がわかれば、対処もできます。
婚活がうまくいかないときは何かうまくいかない原因はないか考えてみましょう。