
薬剤師って病院行った後にもう一度同じことさせるよね。



何のために話しないといけないのかわからない。



薬剤師の業務って認知度低いなぁ。
薬局ってちょっと薬だすだけで、長い時間待たされる。
話を聞いてきてうっとうしい。
なんでもいいから、早く薬出してよ!
薬局へ行くとこういうこと思ってしまいますよね。
実際にこういったクレームを受けることも多いです。
こういうクレームは薬剤師の業務が周知されていないことが原因だと私は思います。
よくある調剤薬局の薬剤師への不満


病気で具合が悪く、病院の受診がやっと終わったと思ったら病院の外にある調剤薬局へ行かされて、早く薬もらって帰ろうと思ったら、なにやらいろいろ聞いてくる。
薬局ってうっとうしいですよね。
そういった、よくある不満を紹介します。
薬もらいに来てるだけなのに処方箋を渡したら色々聞いてくる
病院で待たされてやっと処方箋をもらい、薬局へ来てさっさと薬をもらって帰ろうと思ったら、処方箋を受け取るとるなり、色々聞いてきます。
そして何やら知らないことばかりを聞いてきます。
ジェネリックだとかおくすり手帳だとか‥。
早く薬をもらって帰りたいのに‥。
何かわからないと聞いたらまた長々と説明されるし、うっとうしいですよね。
さっき病院で書いたばっかりのアンケートをまた書かせようとする
やっと処方箋を出し終わったと思ったら、今度はアンケートを書いて下さいと言われます。
さっき病院で書いたばかりなのにまた同じような内容を書かされます。
有名な俳優だってお金をもらって出ている映画の宣伝のためのインタビューですら、何度も何度も同じことを聞かれると機嫌が悪くなる人もいます。
ましてや病気で具合が悪い時に何度も同じことを書かされるの嫌ですよね。
薬を出すだけなのに遅い
アンケートの書き終わりやっと薬を用意してもらえると思ったら、いつまでたってもなかなか出てこない。
自分の薬が風邪薬や、いつも貰っている薬で2種類しかなかったり、ぱぱっととって終わりでしょうと思う薬なのに。
中では暇そうにしているスタッフもいます。
なぜ自分の薬は出てこないのかイライラしますよね。
やっと出てきたと思ったら喋ろうとする
ここまで我慢して待っていて、やっと出てきたと思ったら、今度は病状を聞いてきます。
さっき病院で話したよと思いながらしぶしぶ話すと、さらに話が長くなることもあります。
そして、話したところで出てくる薬は変わらない。
あなたに話したって薬は変わらないし何にもならないでしょうと内心では思いますよね。
患者さんの調剤薬局へのよくある誤解


調剤薬局の薬剤師への不満は、患者さんから調剤薬局や制度がどのようなものか誤解されていることが多く、薬剤師の業務が知られていないからではないでしょうか。
薬局は病院の一部
調剤薬局は病院の一部だとよく誤解されているような気がします。
これだけ病院の隣に調剤薬局あるというスタイルが多いので仕方がないことだとは思います。
しかし経営は一緒ではありません。
病院と調剤薬局は独立していないといけないと決まっています。
病院と薬局は独立していて別々なので、初回アンケートやカルテを共有するということはありません。
そのため初回アンケートを薬局でも書かないといけないし、病院で話したのに薬局で病状をもう1度聞かれます。
薬剤師は薬を揃えて出すだけ
薬剤師は薬を揃えて出すことだけが仕事ではありません。
薬が出てくるまでに薬剤師は患者の情報や、処方箋の内容から薬を安全に飲めるかどうか判断しています。
具体的には飲み合わせや処方が間違えていないかどうかなどをチェックしています。
問題があれば医師に問い合わせをします。
処方箋に病名は書いていない
しんどいのにやっと薬が出てきたと思ったら、病名を聞いてくるうっとうしい薬剤師。
それはなぜなのかというと、処方箋に病名は書いておらず、カルテの共有もできないので、調剤薬局の薬剤師には患者さんがどんな病名で診断されたのか知らないからです。
それを患者さんにも聞かずに、病名をしらないまま薬の説明をすると、全く的外れな説明になってしまいます。
そのため、うっとうしいと思われても薬剤師は患者さんが診断された病名を確認します。
薬剤師の業務はまだまだ認知度が低い


薬剤師の業務はアンサングシンデレラというドラマがありましたが、薬剤師を主役にするドラマは少なく、具体的になにしてる人なのか知らない人がほとんどなのではないでしょうか。
アンサングシンデレラは病院薬剤師の話で調剤薬局の話はあまり出てこなかったので、調剤薬局の薬剤師が何をしているかなんて一般の人で知っている人はもっと少ないですよね。
薬局に行って、何か知らないけど、自分の想像するよりもはるかに長い時間がかかって薬が出てくるとなるとイライラもします。
薬剤師が薬を患者さんに出すために何をしているのかを知ってもらえれば、理由がわからないからイライラするということも減ってお互い利益になると思います。
しかし、薬剤師の業務は地味なので、ドラマや漫画で主役になることは少ないです。
なかなか医師のような脚光を浴びることは難しく、理解をえることも難しいですね。