夫婦は一番近い大事な関係です。
一番近いからこそ、時にはケンカもします。
夫婦共働きがスタンダードになりつつある現代で、それでも家事育児の負担はいまだに女性の負担が大きいことが問題になっています。
妻は家事育児を全て担いながら、仕事もして、子供が熱を出したら休むのは妻のほうで、そのたびに職場では謝り肩身の狭い思いをして、家に帰ればごろごろしている夫を尻目にしながら洗濯、掃除して・・・ってなんの修行なの!?ってぶちぎれるのは当然のこと。
もしくは、夫が妻ばかりに家のことをさせて悪いなと家事を手伝おうと思って、洗濯をしたら洗濯ネットに入れていないとか柔軟剤を入れる量が多いとか少ないとか、干し方が悪いとか・・・もう二度とやらねぇわ!ってぶちぎれてしまったり。
両者共に言い分があるんですけど、両者共に家事に育児に仕事仕事で余裕のない中、お互いを思いやることもできず、思いをぶつけてしまい険悪な仲に・・・
夫婦の関係は一番近い関係で、この関係がうまくいかないと体調を崩すこともあります。
そんな夫婦の関係をどうやって良好に保てばいいのでしょうか。
この記事では夫婦の関係を良好に保つうえで絶対にやってはいけないことについて書いていきたいと思います。
沈黙は最悪のコミュニーケーション

ケンカして絶対やってはいけないことは無視です。
沈黙は最悪のコミュニケーションです。
沈黙することは相手にもう何も期待しないと態度で表していることと同じです。
まだ不満をぶつけるほうがましです。
ケンカして沈黙を続けるとどうなるのか

沈黙してコミュニケーションをとらないことは、相手にもう何も期待しないということと、あなたの存在はどうでもいいと意思表明していることになります。
人間にとってただ漠然と嫌われていることほど嫌なものはありません。
それは人格を否定されていることと同じです。
沈黙することで察してほしいと思うかもしれませんが、沈黙で相手を動かそうとすることはコミュニケーションとしては最悪です。
批判されていることを確認する
ケンカをしたら、なぜこんなことがわからないの?察してよ!と腹が立って口も効きたくなくなります。
言えば倍以上に帰ってくるからおっくうだという場合もあるでしょう。
口をききたくないからついつい長期化して、ますます話しかけられなくなるなんてことも。
沈黙はし続けても事態は悪化するばかりなので、相手が自分のことをどう批判するのか確認しましょう。
相手が自分に何を求めているのか?自分の何が嫌だと思っているのか?
確認することは怖いことですが、確認しないとわかりません。
何が問題かがわかれば何に取り組めばいいかわかるし、相手との価値観の違いを冷静に見つめることができます。
相手がわかっているはずと思い込まない

ここで溜息をつけば、気づくはず。
そう考えて、溜息をついたことはありませんか?
夫が先に帰っていて、ごろごろしている家の中で山積みになっている流しの中の洗い物。
なんで洗ってくれないの!?と思いながら、急いで洗って食事の支度にとりかかるあなた。
溜息をついて夫のほうをみます。
そのときあなたはこれで夫は洗い物をしなければいけなかったと気づくはずと思っているかもしれません。
でも夫のほうは、今日は帰りが遅かったし、仕事で何かトラブルでもあったのかな?不機嫌だな。大変そうだな。としか思わないかもしれません。
夫と妻が逆のこともあるかもしれません。
どちらにせよ、不満は口にしないと伝わらないのです。
十分な量のコミュニケーションをとることでしか人間は分かり合えない

ケンカをしてしまったら、解決するためにすることは話し合いしかありません。
人は十分なコミュニケーションをとることでしか分かり合えません。
黙っていて解決することはありません。
あまりにも長期化すると離婚の危機にもつながります。
怖くてもおっくうでも話し合いましょう。
さいごに
共働きの家庭では、お互い仕事もあって生活をしていくので、家事育児の分担でもめがちです。
余裕がない中でケンカもしてしまいます。
ケンカ中でも、沈黙は最悪のコミュニケーションです。
夫婦の関係は体調に支障をきたすほど重要な関係なので、不満があればきちんと話し合って解決しましょう。
仕事をしながらの家事が大変であれば、家事の負担を減らすことも一案です。
今は便利な家電や、ミールキットの宅配などがあります。

上手に使って、夫婦円満でいい家庭を築きましょう。